
カピバラの主人(あるじ)です!
「どうすれば失敗しない仕事ができるのか?」
これは、仕事をするうえで、誰しもが持つ関心事です。
ミスが起こってしまうと、二度手間が発生していまい、時には信頼低下にもつながりかねません。
私自身、数々の失敗を経験し振り返ると、ちょっとした工夫をするだけで、防げるミスが多々あるように感じました。
「自分はミスをしてしまった…」「すぐにミスしてしまうダメな人間だ」と落ち込む必要はありません。
これから、考え方や日々取り組める工夫・習慣を「ミスをする人・ミスをしない人」2つの違いを対比でお伝えします。
はじめに
「ミスはどうしてなくならないのだろう」ではなく、「どうすればミスをなくせるだろう」と発想の転換を行い、実践しましょう。
まず、人はミスをする生き物です。
ミスをするからこそ、ミスを未然に防ぐ工夫が必要なのです。
ミスが起きたとしても、「どうすれば再発防止ができるだろうか」と考え、実践することにより、同じミスをしなくなります。
「ミスをなくす」というのは、効率を徹底的に追求するということではありません。
すべての中心には「人」がいます。どんなに高性能な仕組みやシステムを取り入れても、それを使用するのは「人」です。
少しでもミスを少なくし、自信を持って仕事に取り組みましょう。

今回は3つの事例について紹介するよ
柔軟性と思い込み
「ミスをしない人は柔軟性があり、ミスをする人は思い込みが激しい」
なぜなら、「これはこうだ!」と思い込みが強いと、視野が狭くなるからです。
私自身、駅で待ち合わせをしたとき、メインのロータリーで待ってました。
しかし待ち合わせ相手が待っていたのは、反対側の特に繁華街ではない方の出口で待っていました。
このように駅集合の場合、「普通、メインのロータリーでしょ!」のように思い込みをしていまい、勘違いや誤解によるミスが起こってしまいます。
ミスをしない人は、柔軟な思考を持っています。
柔軟な思考とは次の3つです。
- 観察力
- 傾聴力
- 想像力
観察力
思い込みが激しい人は、目の前のここしか見ていません。
逆に柔軟な思考がある方は、様々なことに興味津々で目配りができます。
意識をして周りを観察すれば、自分の思い込みに気付くことができるでしょう。
傾聴力
思い込みが激しい人は、あまり人の話を聞かず、右から左へ流す傾向があります。
柔軟な思考がある方は、様々なことに興味津々なため、相手の話に興味を持って耳を傾けるのです。
何気ない一言にも耳を傾け興味を持つことにより、より一層信頼を築くことができます。
想像力
物事の全体感を想像できる人は、未然にミスを防ぐ力が優れています。
このように、柔軟な思考を持っている人は、観察力・傾聴力・想像力がすぐれているのです。
仕事の仕方の違い
ミスをしない人は「ちゃんと」仕事をし、ミスをする人は「ま、いっか」で仕事をする。
期待に応える仕事をするには、明確なイメージと役割認識が必要です。
目的に沿って抜けなく、顧客も自分も満足できる仕事をすることが大事だからです。
ちゃんと仕事をするということは、「納期を守る」「質の高い仕事をする」「相手の要望に応える」といったことが挙げられます。
逆に「ま、いっか」で仕事をする人は、「遅くなったから連絡するの明日でいっか」のように自分勝手な判断で放置することにより、連絡を待っていた相手は「連絡がこないから、次の作業に進めなかった」と迷惑をかけてしまい、結果ミスとなってしまいます。
これは性格の問題もあるかもしれませんが、一番の問題は、仕事に対する的確なイメージが出来ていないことです。
認識が曖昧で、的確なイメージがてきていないため「この程度でいっか」と適当なところで手抜きをしミスを引き起こしてしまいます。
「ちゃんと」仕事をする人は、仕事に対するイメージが明確です。
「この仕事のあるべき姿はこれだ!」とブレることがないため、相手の要望や仕事の品質に対して「この程度でいっか」と適当に手抜きをすることはありません。
また、しっかりとイメージができているので、仕事の完了から逆算をし、今何をやるべきかを考え、あらゆる手段を尽くして達成しようとします。
このように、目的に沿って抜けなく、顧客も自分も満足できる仕事をすることが大事といえるのです。
報連相の違い
ミスをしない人は報連相がおしとやかで、ミスをする人は思いつきで報連相する。
ミスをしない人は報連相のタイミングを知っています。
それがズバリ、おしとやかです!
「お」は、終わらないとき。予定時間までに終わりそうにないときは、早めに報告・相談をします。
「し」は、終了したとき。終了報告がない場合、未完とみなされます。
「と」は、トラブルがあったとき。トラブルの時こそ、迅速な報告、相談が重要です。
「や」は、やりにくいとき。一人で悩まずに相談しましょう。
「か」は、変えざるを得ないとき。指示された内容を変えざるを得ない時は、報告を行い指示を仰ぎましょう。
ミスをしない人はこれらのタイミングで報連相を実践しています。
ミスをする人は、自分の伝えたいと思ったことを伝えたいタイミングで、それも頭に思い浮かんだまま伝えようとします。
また、終了報告を行わないことがよくあります。
「ちゃんと終わったから連絡しなくてもいいだろう」と自分勝手に解釈し省略したのかもしれませんが、先輩・上司が次の指示を伝えるきっかけとなりますので、報告に込められた先輩・上司側の目的もわかる必要があります。
報連相は的確なタイミングで行うことで、しっかりとサポートを得ることができ、ミス防止や仕事の質のアップにもつながるでしょう。
「おしとやか」を意識し、実践しましょう。
まとめ
ミスをしない人は
- 柔軟な思考を持っている。(観察力・傾聴力・想像力がすぐれている)
- 「ちゃんと」仕事をする。(目的に沿って抜けなく、顧客も自分も満足できる仕事をする)
- 報連相が「おしとやか」
意識し実践するだけで、ミスを未然に防ぎ、信頼を築き上げることができますので、「自信を持って仕事ができる」そんなきっかけになれば幸いです。
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